スターウォーズ関連小説 結局なにを読めばいいのか
FukaYomiEigaのPonyです。Pony(@FukaYomiEiga) | Twitter
ご存知の方も多いかと思われますが、スターウォーズの関連小説は未翻訳のものをあわせると膨大な数になります。往年のファンの方の中にはスピンオフ小説を読んだことがある方も多いのではないでしょうか。また、その膨大さゆえに読むのを諦めてしまっている方も少なくないかと思われます。かといって気にならないわけでもない。。
では、何を読めばいいのかお教えしましょう。
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まず前提としておさえておきたいのが、スターウォーズの小説には”正史”と呼ばれるものと”レジェンズ”と呼ばれるものに別れています。
2014年4月25日に『フォースの覚醒』に続く3部作が既存のスピンオフ作品と関係のないストーリーになると発表されました。また、以前のスピンオフ作品は正史とは見なさないとされ、スピンオフ作品は「レジェンズ」という枠組みに分類されることとなりました。過去の作品のうち、2014年4月25日以降も正史とみなされるのは、スター・ウォーズ映画6部作とクローン・ウォーズだけということになり、また、4月25日以降に発売された大半の作品はルーカスフィルム ストーリー・グループが全体的な一貫性の監修を行い、”正史”の作品ということになりました。
ということは2014年以前の小説はもはや正史とはみなされないわけです。
スピンオフ作品を読んで心躍らされていた若き日の自分に教えたらショック死するかもしれませんwwww
スター・ウォーズ ジェダイの末裔〈上〉―ジェダイ・アカデミー・シリーズ〈1〉 (竹書房文庫―竹書房エンターテインメント文庫)
では結局のところ何を読んでおけばいいのでしょうか?
本当は過去のスピンオフ作品に良作は山ほどあるのでそちらをオススメしたいのですが、正史とされる作品が今現在どうなっているのか確認しましょう。
現在(2016年2月)の時点で正史と認定された小説の中で日本語に翻訳され、書店で購入可能なものを挙げると、※刊行日順に並べています(タイトルが長いものは一部抜粋したタイトルになっています)
・新たなる夜明け(2015年4月24日)
・ターキン(2015年6月30日)
・ジェダイの継承者(2015年9月30日)
・ロード・オブ・シス(2015年11月30日)
・おれたちの船って最高だぜ!(2015年12月7日)
・ジェダイの剣術を磨け!(2015年12月7日)
・反乱軍の危機を救え!(2015年12月7日)
・フォースの覚醒前夜(2016年1月28日)
ぶっちゃけた話、上記の作品のうち直接的にEP7と繋がる小説は「フォースの覚醒前夜」のみです。また、「おれたちの船って最高だぜ!」「ジェダイの剣術を磨け!」「反乱軍の危機を救え」のジャーニートゥフォースの覚醒3作はうっすらとですがEP7に繋がっています。ただ、それ以外の4作品に関しても正史であることに違いはありません。公式に監修が行われているのでそれらの作品で認められている設定を外れるような描写はないはずですので、深く楽しみたい方はここまで読んでも問題ないと思われます。なので、簡単にまとめると
初級:フォースの覚醒前夜
中級:ジャーニートゥフォースの覚醒3作
上級:全作品
って感じになります。 まあ、レジェンズにしろ正史にしろ読みたい作品を楽しむのが一番だと思います。 個人的には今のところ出版された正史小説よりもレジェンズ作品の方がよっぽど面白いとは思いますが、正史として認められる読み応えのある小説が今後出版される日を心待ちにしています。
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