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スターウォーズ フォースの覚醒『最高指導者スノークの正体とは?』ネタバレ注意!深読み考察。2/10更新

FukaYomiEigaのPonyです。Pony (@FukaYomiEiga) | Twitter

スターウォーズ エピソード7 フォースの覚醒のネタバレ記事です。

未見の方はご注意ください。

 

最高指導者スノークの正体とは?(2/10追記あり)

 

 

今作ではホログラムで登場した最高指導者スノーク。

見たことのない種族ですね。

カイロレン・ハックス将軍双方とも頭が上がらない存在のようです。

予告編にも登場せず、劇場パンフレットにもその風貌は一切でていません。

 

シスの暗黒卿なのか?

カイロレンの修行が完成するという発言しかり、ホログラムで登場するあたりからもダースシディアスを彷彿とさせますね。

見た目的に若いわけではないと思われるため、30年前の時点ではすでに存在していたと予想されます。

ダースシディアス・ダースベイダー時代に現れなかったということは30年前の時点ではダークサイドに目覚めていなかったのか?それとも目覚めてはいたがシスとして台頭するほどの力がなかったのか。

可能性として考えられるのは、ダースシディアスがベイダー以外に弟子をとっていたということです。それがスノークであり、シスの復興のために暗躍しているということです。

 

スノークは実は小者?

ホログラムで大きく見せてるけど実はすごい小柄。。

っていうのは冗談で、それをやったらギャグですからね(笑)、

 

スノークとカイロレンの間には主従関係が出来上っているように見えます。

しかし、カイロレンが精神的支柱としているのはスノークではなく、

彼の祖父ダースベイダーなのです。焼け朽ちたダースベイダーのマスクに語り掛けています。

スノーク自身がカイロレンの精神的な支えとなっていればカイロレンがあのような精神不安定状態にはならなかったのではないでしょうか?
ただ、今作でカイロレンは自らの手で父を殺し、フォースに目覚めて間もないレイに殺されかけ、彼の暗黒面堕ちはこれで完了すると思われます。

今作ではあまり強者たるイメージがつかなかったカイロレンですが、血筋的には間違いなく最強のフォースの使い手になる素質は持っています。

スノークの言う修行の完成とはどのようなものなのでしょうか?

 

追記①

スノーク=ダースプレイガスという説があります。

 

ダースプレイガスとは、ダースシディアスの師匠であり、弟子であるシディアスに殺害されたシスの暗黒卿です。シディアス曰く、死を欺く術を持っていたようです。その術でシディアスには自身が死んだように見せかけ、60年以上生きながらえていたということですね。見た目は異星人のようですし長命な種族であればありえない話ではなさそうです。

ただ、エピソード3で突然名前のみ登場しただけのプレイガスの伏線をJJ監督が拾うのか?

個人的にはあまりしっくりこない気がします。

追記②12/27

コメント欄に読者様から耳寄り情報が

”「フォースの覚醒」公式小説ではスノークに関する追加情報が明かされており、彼が以前にも「弟子」を育てた事があると述べているシーンがあるそうです。 それ以外にもダースベイダーとルークが親子であることも何故か知っています。 また一部のファンからの指摘ですが、パルパティンがエピソード3でアナキンにダースプレイガスの説明をする時のBGMと、スノークのBGMが酷似しているとの事です。 ”

公式小説が以下のものかどうかはちょっと不明ですが、とりあえずアマゾンで3作品ともポチってみました。読み終わり次第記事をアップ出来るといいのですが。。

追記③2/10

ネット上に浮かび上がっている説(ダースプレイガス、ダースシディアス、ダースベイダー、ダースベイン説などなど)はどこか根拠が薄く、いまいちピンとこないため、あくまでも過去の伏線とは関係のない新登場の人物と考えた方がやはりしっくりくる気がします。 

では過去の伏線が関係ないとするとどのような人物だと考えられるでしょうか?

抑えるべきは

・30年前までの銀河での大きな争いに登場していない。

・顔にいくつかある大きな傷

・”最高指導者”という肩書き

①30年前までの銀河での大きな争いに登場していない。

これは劇中で語られていないだけで、すでに名のある人物だった可能性も少なからずあるかとは思われますが、そうなると過去の伏線との関連性がないと文句が噴出してしまいそうなので製作側もそんなあぶない橋は渡らない気がしますw

となると、この30年の間に実力、知名度ともに台頭してきた存在と推察されます。

また、レイアやハンもスノークの存在を把握している辺り、スノークは自分の正体を隠しているワケではなさそうです。パルパティーンは自身の存在を隠し続けていましたからね。あれだけの実力があるにも関わらず正体を隠し続けるのは至難の業だったと思われます。

さらに、カイロレンを唆し、ダークサイドへと導いたのであれば、もともとカイロレンやルークたちと近しい関係にあった可能性も考えられます。そこはパルパティーンがアナキンをダークサイドへと導いた手法しかりですね。

 もしダークサイドの手駒が必要なのであれば、わざわざルークスカイウォーカーの甥っこを狙う必要もないんです。カイロレンをダークサイドに堕とすこと自体がルークや新共和国体制への恨みの表れと考えられます。

②顔にいくつかある大きな傷

頭、顔の左側、口の右下などに大きめの傷が見受けられます。なにかしらの戦闘で負った傷だと考えるのが妥当ではないかと考えられます。

ダースシディアスはメイスウインドウとの戦いで負った顔の傷を隠すため、ローブをかぶり、旧共和国の議会で演説をしていました。議会で自身の顔の傷に言及しているにも関わらず隠していたんですね。以降も基本的に顔は隠していました。

それにひきかえ、スノークは顔の傷丸出しなんですよ。そこにもなにかしらのヒントが隠されていると考えられます。

③”最高指導者”という肩書き

これ、気になっている方も多いかと思います。私自身もずーっとそこが気になっています。

旧帝国の残党であるファーストオーダーは軍事組織、軍隊なわけであります。普通に考えると軍事組織、軍隊のリーダーの肩書き「将軍」でいいはずなんです。

それを”最高指導者”という肩書で支配していることから考えられるのは、もともとあったファーストオーダーという組織に後から指導者として入り込んだ。ということです。

ファーストオーダーが樹立されたころは銀河も動乱期、最初から適切な指導者がいたわけでもなかったと考えられます。ハックスも最初から将軍だったわけではないでしょう。暫定的な指導者、将軍のもとで活動していたファーストオーダーをスノークが乗っ取った可能性は低くないと思われます。

 

以上から導き出される仮説は

スノークはもともと、旧帝国時代に自身に子供が居るとは夢にも思っていなかった頃のダースベイダーがフォースの暗黒面を継ぐものとして密かに育てていた弟子だった。しかし、皇帝は死に、帝国は崩壊してしまった。スカイウォーカーへの強い恨みをもったスノークは暗黒面復活のため暗躍することを心に決める。

その方策のひとつがルークが復興させているジェダイオーダーに潜り込み、助力するふりをして彼の弟子を暗黒面へと誘い込むことであった。また、ルークの甥っ子であるベンを暗黒面へと誘うことこそが最大の目的であり、復讐であった。

スノークの企みに遅ればせながら気付いたルークは暗黒面の復活を阻止すべく、スノークと戦い、瀕死の重傷を負わせるも自分の甥であるベンを手にかけることは出来ずスノークごと逃してしまう。

カイロレンとレン騎士団(元ルークの弟子たち)という新たな手駒を手に入れたスノークはその後、帝国の残党で徐々に力をつけ始めていたファーストオーダーをも手中に入れ、新共和国の転覆と暗黒面の復興のため、さらなる力を求め銀河を恐怖へと陥れる新兵器の製造を始めたのであった。。

 

以上がスノークが過去の伏線と関係のない人物だった場合のPony的予想です。スノークの正体が明かされるのはエピソード8なのか?それとも9なのか?

 

なんにせよ、エピソード8以降が楽しみです。

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