スターウォーズエピソード9ネタバレ含みます 勝手に補足考察⑤レイとカイロレン、フォースによる物質転移
FukaYomiEigaのPonyです。 今回の勝手に補足考察はレイとカイロレン、フォースによる物質転移についてです。
以下ネタバレを含みますので未鑑賞の方はご注意ください。
(いやあ記事制作にめちゃくちゃ時間かかった。。過去最長。またどっかのアフィブログに転載元を隠して内容だけコピペされて儲けられるのは少し寂しいですが、そもそも私自身スターウォーズという作品自体を題材にして、そのふんどしを借りてブログを作っているのでまあ仕方ないですけどね。愚痴ってすみませんw)
さて、EP9で観客に衝撃を与えたフォースによる空間を飛び越えた物質転移について。
これEP8からレイとカイロレンをフォースで結び付けて、徐々に観客に慣れさせてはいましたが、
いやいや、それなに???
凄すぎるにも程がありません?
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そもそも
そもそもこの力はEP8でレイとカイロレンがスノークによって結び付けられた(まあ結局これもパル)ことに端を発します。ということはダークサイド由来の能力なのでしょうか?結論から言うとおそらくNoだと思われます。
EP8ではスノークの死後もレイとカイロレンが繋がっている描写があったので、当時はスノークが生きているのでは?と予想をしていました。
http://kamonekamone.hateblo.jp/entry/2018/03/15/171844
この描写にもパルパティーンが裏に居たということでちゃんとケリをつけてくれたJJエイブラムスにまた再度拍手。
チート能力
EP9はEP8でお互いを感知し合うものから、
空間を共有し、その場にある物体が相手の近くにワープする機能がつきましたとさ。
完全にチート能力です。
まあチート能力なんてことを言いだしたらフォース全般がチートなのですがw
今作でレイとカイロレンは3回フォースの力で繋がります。
1回目:パサーナのレイの周りが暗くなり、周囲の動きが遅くなる中、自室にいるカイロレンとつながります。その際にパサーナでナンビギマに貰ったネックレスをぶん捕られます。
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2回目:キジーミにいるカイロレンとレンの自室に忍び込んだレイがつながります。ここでライトセーバーがぶつかることにレイも驚き、空間を超越してライトセーバーでバトルします。その際、キジーミにある壺の中身のコーヒー豆みたいなものがレンの自室に散らばります。(結構キレイに整理整頓してるのにw)そして、ダースベイダーマスクがキジーミのレンの足元に転がりレンはレイの居場所を知ります。
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3回目:エグゼゴルにてレイとカイロレンが空間を超越してライトセーバーの受け渡しをします。
物理学的な側面からみたら色々とガバガバなのかもしれませんが、
フォースの光と闇、表と裏の”フォースの中の一対”になる2人の結びつきによる超・超常現象なわけです。
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フォース
そもそもフォースには
・物体を動かす ・他者の思考を操る
・遠くでおきていることを感知
・身体能力の強化・未来予知
・霊体化 ・ライトセーバーを扱う
・ライトニング ・傷の治癒
など多岐にわたる能力が存在します。
小説版などでは
精神を別の肉体へ移したり、他者のフォースを吸収したり
フォースを中和してしまう泡を出すトカゲがいたり
さらにチート度が高い能力も出てきます。 ちなみにフォースを吸い取るのはパルパティーンがやってましたね。ただ今回のフォースによる物質転移は上記の能力の強化版とも考えられない
別方向の能力なんですよね。強いて言えば遠隔地で起きていることの感知かしら。
ルーク の能力
ちょっと待ってください。
EP8でルークが最初のジェダイテンプルがある島のある惑星オク=トーから遠隔で、至近距離に居るカイロ・レンが実体と見まがうほどのホログラム的な自分の姿と声を発生させるチート能力を見せてくれました。
これ、当時は演出のせいで実体がないホログラムだと思い込んでたんですが、よくよく観察してみるとどうやら違う。
まずルークが基地内に登場するシーン。レイアがルークのフォースを感じ、ルークの存在に気づくシーンがあります。声をかけられて気づくのではなく、フォースを感知しているように見えます。ということはあの状態のルークは単なる映像ではなく、多かれ少なかれフォースを纏っていると推察されます。
さらによーーーーーく見てみると、
ルークがレイアの額にキスをするシーンでレイアの前髪が動いているんですよ。
細かいんですけど。
まったく実体がなく、物理的な影響を起こせない存在だとするとこれはおかしい。
実際、そのあとのカイロレンとの闘いではかなり注意深く見ても、
風の吹く方向とルークの動く髪の毛の向きを変えたり(ホログラムルークの髪がたなびく方向は実体のルークが浴びてる海風の方向です)
また、舞う砂ぼこりが身体につかないようにしたり、足跡がつかないようにする
など、かなり注意深くCG処理をしてるのにも関わらずですよ。そこを見落とすでしょうか?ある意味我々が演出のせいでミスリードを誘われただけで、あのルークの能力は実体のないホログラムではなく、遠隔地からフォースの力で物理的に作用をしていると言えるのではないでしょうか?(それか単なるミス?)その作用する力が髪の毛を動かす程度の小さなものであったため、足跡は残らなかった可能性が微粒子レベルで存在します。
すると、EP9でレイとカイロ・レン、フォースの光と闇の対となる2人で互いに作用して作り出した現象をルークは小規模ながら1人で起こしていたと言えるのです。
さすがはフォースの集中、フォースにバランスをもたらす者アナキン・スカイウォーカーの息子です。もしかしたらジェダイの本のなかにそのヒントがあったのかもしれません。とすると本を読んでいたであろうヨーダは読んで知っていたけど出来なかったor出来たけど何もしてなかったことになりますけどねww
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フォースの光と闇の対・バランス
スターウォーズサーガ全体を通して言われているのが「バランス」
この「フォースのバランス」はスターウォーズファンとして大きな疑問だったのですが、今回のEP9に置いてPonyの中で1つの結論に近づけたような気がします。
フォースのバランスは大まかに三層構造となっており、
①【己の中にあるフォースの「光と闇」の闘い・バランス】
レイもカイロレンもアナキンもルークも己の中の光と闇のせめぎ合いと闘いましたね。
②【ジェダイとシス双方による「光と闇」の闘い・バランス】
作品上で語られてきたジェダイとシスのバトルのことです。
③【宇宙全体のフォースの「光と闇」の闘い・バランス】
これは個々のことではなく、宇宙全体を1つのものとして考えた時の光と闇です。EP8でルークがレイに教えたように「生と死」や「暖かさと寒さ」「平和と暴力」狭義で考えると「帝国と反乱軍」「ファーストオーダーとレジスタンス」などもそうです。
その全ての間に存在するバランス。フォース。
それぞれがつながって一つの大きなバランスとなっています。
今作で①己の中の「光と闇」のバランスと闘い続けたレイとカイロレン2人が②ジェダイとシスとして一対の「光と闇」のバランスをもたらし、③宇宙全体のフォースのバランスに影響をもたらすことで、宇宙の理を超え、この能力を発揮できたのだとPonyは仮定して理解しています。
なので己の中の光と闇と闘い続けたルークが宇宙の理を超える能力を使えるのも納得なわけです。
結論
ということで、今作に登場したフォースによる物質転移はEP8のルークの遠隔地からのフォースホログラムの能力をフォースの光と闇の対になる2人でさらに強く作用し合い宇宙の理をも超えた能力となった。
と考えられるのではないでしょうか??
次回は「エピソード8は全否定されたのか?」の記事作成をする予定です。
でもマンダロリアンの記事作成を先にするかも。